e-mail活用術

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bullete-mailの功罪
bullet時間に囚われずに活用 ・・・・ 自己管理
bullet電子辞書でスピードを維持 ・・・・ 記述の思考と入力速度
bulletリソースの再利用 ・・・・ 情報の海に埋没

   e-mailは、英語の上達に非常に役立つツールです。個人や仕事でのやり取りは、雑誌や論文誌とは違った口語的英語に触れることができ、数をこなすことで英会話の力もを向上させます。自分の伝えたいことが

bullet日本語 → 構文の選択 → 英訳

  という思考の流れで作業をしている人には、

bullet書きたい内容の思考 → 英語で表現 → 文章の推敲

  という日本語では当たり前の思考手順に持っていく練習になります。個人では、割と幅広い表現が現れますが、ビジネス上では割と決まった形で骨格を組むことができます。こういう型のようなものを身につけるとスピードがアップしますし、本来、思考を巡らせるべき書くべき内容の方へ頭を集中させることができます。もちろん、言いたいことをどう表現するか?を考えることも重要です。このどう表現するかの検討(単語の選択から文のつくり、文章の構成)は、書き手の英語の幅を広げます。

  会話では、相手が居ていつも”生”(Live)の状態です。相手の言葉に一定の時間内に受け答えすることで会話が成り立ちます。e-mailでは、相手からのメッセージの受取も、こちらからの返信も、自分の時間管理として対応できます。したがって、ゆっくりと考えたり、判らないことを調べて文章とすることができます。その一方で、会話だとその場で相手に確かめながら間違っていることを修正できますが、e-mailだと訂正も文章表現として対応しなければならない難しさも併せ持っています。

  e-mailは、電話などと違って相手がその場にいなくても情報を発信できます。そのため、受け手は処理を随時行わないと、出入りのバランスがとれなくなることもあります。仕事であれ、プライベートであれ、返信をしないメッセージには、段々と相手からのメッセージが来なくなります。こうならないように自己管理するのがe-mailでの案外難しいところのように思います。

  e-mailの英語学習の効用に、オンラインなので電子辞書が使えることです。マウスのカーソルを単語に合わせると和訳が出てくるようなソフトが色々とあります。これを使って判らないキーワードを引くことで、読みとりに対してかなりのスピードアップが可能です。辞書引きで重要なことは、その語の語感を掴むことです。ザァッと訳語を見て、「こんな感じのことを言っている」そういう掴みが重要だと思います。"Japanese banks take optimistic for future."*1とあったときに「optimistic」が判らなかったとします。辞書を見ると「楽観的な, 楽観する」などと訳語が並びますが、その先に「optimistic disposition: のんき」などとあれば、ポジティウブ思考での楽観と間の抜けた楽観と両方があることが判ります。従って、文章の内容によっては、「日本の銀行は、将来に対して楽観的である。(暗にのんきに構えている。)」と言っているのだなぁと読みとることができます。*2

  読む方では、辞書ツールなどで速度アップができますが、書く方はなかなか難しいものがあります。その中で私がイチオシで考慮すべきことにあげたいのは、ブラインドタッチの入力です。これは日本語でも同じことです。ぜひ、ブラインドタッチをマスターしてください。ブラインドタッチ(以下、ブラインド)での入力ができると、

bullet1.思考速度により近づけて入力できる
bullet2.キーを追う目の動きによる思考の寸断が避けられる
bullet3.入力に伴うエネルギーが最小限にできる

  メリットがあります。英語の場合、日本語を母国語とする人にとって、日本語以上に書くことに集中しないといけない訳ですから、その重要性を理解して頂けると思います。私は、ブラインドの練習方法の本を買ってきて、自分流に適当に修正して練習しました。1日30分と通勤時間のイメージ練習で2週間ほどで手書きより早く入力できるようになりました。私の周りの人にも薦めて皆、同じような感じですので、どなたでもブラインド入力はできるようになると思います。 (ブラインドの練習方法

  最後のキーワードは、リソースの再利用です。電子情報の最大の特徴とも言える再利用の容易性は、初学者の立ち入る敷居を低くしています。その一方で、いくらでも情報を集められるからと沢山集めすぎると情報の海に溺れてしまいます。もっとも端的な例は、インターネットそのものです。情報が余りにもあり過ぎてなかなか欲しい情報にピッタリと来るものが段々と見つけにくくなっています。手元のハードディスクでも何十ギガバイトの容量が安価に手に入ります。テキスト情報(e-mail)だと、生涯をかけても読み切れない分量があなたのPCに保管できるのです。

  再利用の方法は、個人によりいろいろとあると思います。自分なりに情報を整理するか、情報のあるところを整理しておくのが溺れないために重要です。ひな形を使って、当てはめるだけで文章が書けることはほとんど考えられませんが、キーとなる単語やイディオムなどは書く内容に関連する文章を読んでいると結構見つかるものです。そう言う意味では、リソースの再利用というより情報ソースなのかもしれません。

 

*1 実例を示すため実際の記事から引用したいのですが、ほとんどの新聞・雑誌記事は引用に事前許可と費用が必要です。したがって、例文は実際に見かけたものを著者が編集して記事内容と関係ないものにしています。

*2 この記事は、後に”Hopeful”を使った表現に改稿されていたので、皮肉を含んだネガティブワードとしてのoptimisticを避けたのだと思いました。(初稿のイメージは多分”wishful”のイメージだったのでしょう。) 欧米の記事は、こういう変更がよく入ります。日本の場合は、記事そのものが削除されることの方が多いように思います。これも文化の違いだと感じられますね。 

05/26/03

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07/16/03 Updated
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