多読の習慣

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bullet『動』と『静』 ・・・・ 『動』の多読と、『静』の精読
bullet量の多読
bulletスピードの多読

   多読の習慣は、絶対的な量を賄うために非常に効果があります。英語圏に住んでいれば、テレビを見ても、新聞を開いても、街の中を歩いていても、英語が目から耳から飛び込んできます。だからこそ、1,2歳の子供達が英語を覚えることができるわけです。外は英語、内は日本語という我が家のような環境だと、子供の言葉の発育が遅れます。アメリカに限らず、日本以外の多くの多民族国家では、家庭内で複数の言語を使うことも珍しくありません。こういう環境だと、更に子供の言葉が遅れるそうです。でも、子供の素晴らしいところは、こういう複数言語の環境でも、時間を普通よりちょっとかけるだけで、全てをマスターすることです。単語はまぜこぜになるようですが、文法的にはそうはならないのが不思議ですね。

  話を多読に戻します。多読の1つの意味は、英語が日常にない中でその量を増やすことなのです。「そんな、多読ができるほどスラスラ読めたら英語を勉強する必要はないよ。」なんて言う声が聞こえてきそうですが、多読の「多」は、個人の定規に直して考えられるといいかと思います。ペーパーバックが読めるほどのボキャビュラリーがある方なら、そういうレベルでドンドンと読まれれば良いと思いますし、手近にペーパーバックが手に入らない方なら、インターネットでeブックを買うというのも一つの手です。

  「ペーパーバックじゃ難しすぎる!」と感じられる方には、例えば、こんなサイトがお薦めです。

bulletTime for Kids (http://www.timeforkids.com/
bulletNational Geografic Kids (http://www.nationalgeographic.com/kids/
bulletNew York Times Student Connections (http://www.nytimes.com/learning/students/

  Time for Kidsは、有名なMagazine、Time誌の子供向けサイトです。日本の方の英語の学習用に使われているとの記事を読んだことがあります。私は個人的にはScienceものが好きなので、2つ目のNational Geographic社の子供向けサイトなどが好きです。日本では今ひとつ名の通りが悪いNational Geographic社ですが、世界中の文化や自然を写真とストーリーを通じて世界に配信している雑誌の創刊元です。3つ目のサイトは、日本でも名の通っている新聞社New York Times社の子供向けサイトです。子供向けサイトですが、構成は大人向けの新聞社サイトと同じで、アメリカの新聞の構成や視点を垣間見ることができます。

  なんだ、子供向けばかりじゃないか・・と言われそうですが、ペーパーバックを辞書なしにある程度のスピードをもって読めない人は、実際は上記のサイトよりもっと平易なサイトの方がいいと思われます。その方がスピードが出て、多読の価値が向上します。ただ、そうは言っても日本語での知識と、マウスクリックでポップアップする英和辞典などが有ったりするので、上記のサイトを取り上げました。子供が学ぶことを知れば、その国の文化の一端を知ることができます。言語は文化の土台の上に構築されたものですから、文化の理解なしに言語は学べません。そういう意味でも、子供向けサイトは一石二鳥の価値があります。

  ・・・とは、いうものの私はAdultと言い切る方向けに、大人向けの割と平易なサイトもあげておきます。USA Todayは全米で最大の購読数を誇る新聞。アメリカでは日本のように全国紙がほとんどありません。日本の3大紙にあたるのは、このUSA Todayが唯一じゃないでしょうか。FOXは、ABC、CNNとともに大手テレビネットワークの一角です。映画のプレビューもありますので、こちらでヒアリングもできます。(但し、BBでもそれなりにダウンロード時間がかかります。(^^);)

bulletUSA Today (http://www.usatoday.com/
bulletFOX     (http://www.fox.com/home.htm

  さて、量の多読を進めていくと、段々と読むスピードが付いてきます。最初、1ワード5秒かかっていても、1ワード1秒などと段々早くなっていきます。このスピードをあげるのも一つのポイントです。読むスピードがネイティブスピーカーの話すスピードより早くならないと完全な内容で会話を聞き取るのは難しいです。多分、日本語を読んでいて感じられると思うのですが、読むスピードは、話すスピードの2倍以上にあげても同じ程度で内容が理解できるのではないでしょうか。どの程度のスピードがネイティブスピーカーの標準なのか判りませんが、1000ワードで3〜5分程度じゃないかと思います。この2倍以上のスピードがネイティブスピーカーの速度となりますが、同じスピードになれば聞き取りができると考えれば、これが取りあえずの目標になると思います。

  最後にプロフェッショナル、ある意味でマニアックな多読用おすすめサイトです。最低限平易なペーパーバック程度のボキャビュラリーを持っているか、粘着力がないと続かないかもしれません。

無料で内容が読めるもの(有料ページが含まれるものもあります)
bulletWhite House (http://www.whitehouse.gov/
bulletBBC  (http://news.bbc.co.uk/
bulletNature  (http://www.nature.com/
bulletScience (http://www.sciencemag.org/
bulletNASA  (http://www.nasa.gov/
bulletReuters  (http://www.reuters.com/
bulletBloomberg  (http://www.bloomberg.com/
bulletFinantial Times  (http://news.ft.com/home/us

内容を読むのに支払いが必要なもの
bulletWSJ  (WallStreet Journal http://online.wsj.com/public/us
bulletBritannica  (http://www.britannica.com/

 

05/15/03初稿
05/26/03改訂

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07/16/03 Updated
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