
日本の企業で働く人と色々お話ししていて、時々、「アメリカ流のレジメを書いてみるといいですよ。」と言うときがあります。日本の履歴書とアメリカのレジメ。お互いに訳語の関係に有りますが、実は中身が相当違います。まず最初に違いを見てみましょう。
アメリカではEOE(Equal opportunity of employment)と言うのがあります。日本でも雇用機会均等法などと言う似たようなものがありますが、全く内容が違います。それが上記の違いになっています。例えばアメリカで、写真、生年月日、性別等々を雇用者側が記載を要求すれば、採用予定の職能でどうしても必要な事項でなければ、明らかにEOEに違反していると見なされます。結局、雇用するに当たり、個人の能力でない個人の特徴によって採用の可否を決めてはならないとなっているのをレジメにおいても忠実に守らないといけないのです。 こんなアメリカのレジメなので、自分がしてきた学業や仕事を人生の長さで見直すことができます。だから、私は友達にレジメを書こうと!と薦めています。別に就職や転職に関係なくとも年に1,2回書いてみることで、自分がどれほど日々仕事をしたが見えてきます。また、今後を考えて何をしていくべきかなどを考えるときに良い参考資料にもなります。同じ事の繰り返しで、かつ、自らの変革・向上を表現できないので有れば、寝て暮らしているのに等しいです。既にRetire(*1)しているなら、それでもいいかもしれません。ビジネスの渦中にいるのなら、寝ていては踏みつぶされてしまいますよね。 逆に日本の履歴書を見てみましょう。終身雇用制だと、ひょっとすると入社後、定年まで履歴書の内容はほとんど変わらないのではないでしょうか?これが日本の終身雇用制と学歴社会を如実に表しています。履歴書は戸籍抄本や住民票のようなものなのです。付け加えることはあるかもしれませんが、決して後から内容を変えることができません。アメリカ式だと、ある時点から頑張れば自分の変化がレジメに現れます。昨今の日本の経済状況下で、日本は今、人材の流動化を促進しようとしています。好むと好まざるとそういう社会システムの変革期にあるので、個人の方がそれに有る程度合わせるしか対処のしようがありません。ぜひ、レジメを定期的に書いてみてください。
<< アメリカの人も知らない自己評価用レジメのTips >> 以前、レジメの話をやはりアメリカに住む友人のH君にしたら、僕もやってるよとフォーマットを送ってくれました。その彼が3ヶ月ごとにやっているというものと私のものからのエッセンスを以下をまとめましたのでご紹介します。
言葉で書くと、なにやら難しそうですが、要するに「アウトプットは何?」それだけです。インプットがいくらあってもアウトプットされないと価値として具現化しません。具現化していないものは、とりあえず「無」と考えます。別の言葉でそれを「夢」といいますからね、夢では食べていくことはバクじゃないとできませんね。
おまけ: レジメのフォーマットがないと書けないとお嘆きの方に
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*1:定年というよりFinancial Freeとした方がいいかもしれません。Financial Free(人生が経済的に束縛を受けない状態)については後日また別項でお話しする予定です。 05/29/03 |
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07/16/03 Updated
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